こんにちは。ふじおです。
ホームページの集客力を上げたい。検索順位を上げてより多くの方に自社やサイトを知ってもらいたい。
そんな時はtitleタグの編集にチャレンジしてみましょう。各ページのtitleタグ施策をしっかり行うことで大きな効果を生み出せます。
そもそもSEOとは何なのか
SEOとは「Search Engine Optimization」の略で「検索エンジン最適化」のことです。
Googleなどの検索エンジンにWebサイトを正しく読み取ってもらうために最適化し、検索結果の上位を目指す施策を打っていきます。
SEO施策に成功し上位表示できると自社の製品やサービスをより多くの方に知ってもらう機会を得ることができます。
そもそも自社コンテンツが検索結果の上位に表示されなければ、見てもらえないわけです。
検索結果の1位に表示された場合のクリック率は約30%、10位の場合は約3%と1/10まで下がることがわかっています。ですので検索結果の上位、特に1位を狙って施策を打つことが何より重要となります。
SEO施策の種類
具体的にSEO施策にはどのような種類があるのでしょうか。大きく分けてSEOには3つの施策があると言われています。
外部施策
外部施策とは、他サイトやSNSなどから自社サイトコンテンツに被リンクを貼ってもらうこと。簡単にいうと外部から自社サイトにURLを貼ってもらうことです。
リンクを貼ってもらう数が多いほど、元サイトの質が高いほど評価が高まり、検索結果の上位表示が可能となります。
コンテンツマーケティング
自社サイト内に質の高い記事を作成し、ユーザーの悩みや疑問を解決できる上質なコンテンツを積み上げていく施策がコンテンツマーケティングです。
ユーザーファーストの記事を積み上げていくことで、多くの方に読まれるだけでなく紹介されるリンク(被リンク)も自然に増えていき、上記の外部対策も同時に行うことが可能となります。
内部施策
今回のテーマであるtitleタグを考えていく施策がこの内部施策です。内部施策とは大きく「クロール最適化」「インデックス最適化」の2つに分かれます。
「クロール最適化」とはwebサイトの情報を取得するためにサイト内を巡回するロボットのことです。リンク構造の最適化や表示速度の改善などを行ない最適化することで、巡回性を向上させます。
「インデックス最適化」とはクローラーが取得するコンテンツ内容の理解を促すために施す施策のことです。今回のテーマであるtitleタグの施策は「インデックス最適化」となります。
では具体的にtitleタグをどのように設置すればSEOに効果がある施策が打てるのか説明していきます。
titleタグの施策
titleタグとは
そもそもtitleタグとは、WEBページのタイトルを設定するために使うタグのことです。
titleタグはwebページを構成する言語、HTMLのタグの一種です。
titleタグはSEOタグ施策の中でも、検索エンジンが最も重視している箇所です。
実際に記述する際はHTMLのhead部分に以下のように記述します。
>目次を使って目立たせる
ここで設定したタイトルはブラウザのタブに表示されたり、検索結果の一覧に表示されます。
titleタグは集客に関わる2つの面で大きな効果を表すと言われています。
SEOのために重要
titleタグはGoogleが検索順位を決定するためにサイトを評価する際に用いられます。
前述したクローラーに認識されやすいtitleタグを設定することで掲載順位を上げれる可能性が高まります。ですので不適切なtitleになっていると大きな損をしているということになってしまいます。
実際にページの内容に変更がなくても、titleタグを変更しただけで順位が上昇したという例もありますので、titleタグが検索結果に与える影響はやはり大きいのです。
CTR向上のために重要
CTRとはクリック率のことです。ユーザーは検索結果から自分が探している答えがあるページを見つける際に必ずタイトルタグを見ます。
いくら掲載順位が高くてもクリックされなければ訪問者が増えることはありません。ユーザーがメリットを感じたり、興味を持ってもらえるタイトルにする必要があります。
ここでユーザーがページを有用性を判断する材料になるのは
・ ページタイトル(titleタグ)
・ 説明文(meta descriptionタグ)
の2つだけです。
中でもtitleはユーザーが最初に目を通すので、重要度も高いということです。
ここからは、すぐにでも取り組める3つの施策をご紹介します。
施策1 必ずキーワードを含める
titleタグにはSEOの狙っているキーワードを必ず含めましょう。そしてtitleタグには上位表示させたいキーワードを必ずその順番通りに入れるようにしましょう。
ページの内容と異なるキーワードを盛り込んではいけません。またキーワードを3つも4つも入れることは効果が薄くなると言われています。
例えば「セミリタイア 貯金」というキーワードで狙っているのであれば、
「セミリタイアを達成するために必要な貯金額はいくら?」のように「セミリタイア」「貯金」というキーワードを必ずタイトルに含めて表示させましょう。
これはGoogleがサイトを評価する際に、titileタグはページ内容を最も簡潔に表すものとして利用しているからです。
施策2 titleタグは30文字以内にする
Googleの検索結果一覧に表示されるのは30文字前後です。それ以上長いと省略されてしまいます。
ですので、主要部分のキーワードや伝えたいメッセージは必ず30文字に入れ込みます。
なお、絶対に30文字以内にしなければならないというわけでもありません。省略された部分もGoogleのサイト評価には使われています。できれば30文字程度と覚えておきましょう。
施策3 titleタグは目立たせる
良いタイトルはユーザーもクリックしやすくなります。タイトルを目立たせてクリックしてもらうことを心がけます。具体的なタイトルの目立たせ方をいくつか紹介します。
キーワードは前の方(左寄せ)に
上位表示を狙っているキーワードはタイトルの前半に入れます。検索エンジンはタイトルの最初に設置されているキーワードほど重視する傾向があるからです。
さらにユーザー視線は左側に多く集中する傾向があるので、タイトルの前半部分にキーワードを入れることは理にかなっていると言えます。
気をつけたいポイントはキーワードが後方になると使用するデバイスや表示場所によっては省略されてしまうことです。ユーザーに見てもらえないとロスになりますので、重要なキーワードは前半に入れる方がよいでしょう。
記号を入れる
【】や「」や!を使ってタイトルを目立たせます。印象に残らせることを目的とします。
また「:」「|」「-」などを使って区切ることで、わかりやすいタイトルに工夫することも大事です。
数字を使う
世の中にある多くのキャッチコピーにも使われる王道テクニックです。「月収30万サラリーマンが1年間で200万貯金できた方法」など数字が入っていると目を引き印象に残ります。
まとめ
今回はSEO施策におけるtitleタグの重要性や影響についてご紹介しました。
titleタグに設定したキーワードを含んだ上で、ページの内容を説明する。ということを意識して、ぜひ編集にチャレンジしてみてください。
titleタグの編集は少ない労力で大きな効果を発揮できる費用対効果の高い作業ですので、優先順位を上げて取り組んでいただければと思います。
ぜひみなさんもtitleタグの編集に挑戦して、ホームページの集客力アップにチャレンジしてみてください。